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怒りっぽい人

 「今日、愛については誰も語っている。誰が怒について真剣に語ろうとするのであるか。怒の意味を離れてただ愛についてのみ語るということは今日の人間が無性格であるということのしるしである。切に義人を思う。義人とは何か、-怒ることを知れる者である」 三木清

 怒りっぽい人と話をして、なぜそれほどまでに感情を表現できるのかと、不思議に思い、理解しようと思います。しかし、自分の思い通りにいかないときに、自分自身がそれと同じような状態になっている可能性があります。多少怒りっぽい人を見て、若さのエネルギーを感じます。ある人は、いつも感情をストレートに表情に出して、周囲の人を巻き込んでいます。 穏やかでのんびり人ならば、平和です。自分の怒りが抑えられない、イライラしはじめると止まらない……。でも感情が抑えきれず、ついつい物に当たるという人も多いようです。感情が強すぎて、うまくコントロールできない。そんな、怒りっぽい人がいたら、大変です。激しい怒りや悲しみなどのために、頭に血が上り、分別をなくし取り乱す人もいます。物に当たる理由は話を聴いてもらえないからであるという説明もありました。その話を真剣に聞きながら、何が原因で怒っているいるのだろうかと、思案を巡らします。そんなに大したことでないように思えます。もし、他の人から見たら、自分が怒っているときには、激情に翻弄されて、自分を見失っているように見えるかもしれません。

高いモチベーションを引き出す

 これまで、協力的な人間関係で、人から支えれて成長してきましたが、自分が支援されて得たものを、社会に返す時期になっています。人のやる気を引き出すには、どのようにしたらいいだろうか?

 人間には、自分で決めたい、有能でありたい、人とのあたたかい絆がほしいという欲求を充足されることで、やる気が生まれて成長していきます。基本的心理欲求理論(BPNT Ryan&Deci)では、自律性(autonomy)、有能性(competence)、関係性(relatedness)の3つ欲求を仮定して、これらの欲求が満たされると、精神的健康、人格的成熟が得られることを導いています。どのような人でも、高いモチベーションを得るには、3つが大切ですし、それを理解した上で、他の人に役立つことができます。

 自分の意思で自由に選択することで、自然に本来持っている力を発揮できるようになります。自分で決定できることができない状況でも、自分の意向に沿うならばやることができます。選択できない状況で、自分の意向に反することならば、何かを強制されていることを意識します。自分以外のものの決定に依存すると、心理的な抵抗が働き、本来持っている力を発揮できなくなります。有能さの欲求は、自己効力感(self-efficacy:Bandura1977)という概念に繋がり、社会で自分の能力を高く評価されたいという欲求です。関係性の欲求は、誰かと結びついていたいという人間の心理的傾向に根ざしています。人とのづながり、コミュニケーションにより安定して持続的な人間関係を育むことに役立ちます。3つの事柄において、具体的な方法を見つけられると、それらの要求を満たすことができます。


 自分が置かれた環境で、どのようにして、そららの3つの欲求をバランス良く満たすことで、精神的健康、人格的成長が期待できます。思いやり、敵意のある環境で関係性を、自律支援、強制の環境で自律性を、整備された、未整備の構造の環境で有能さを、満たしていくか、多くの課題があります。仕事を重視すると、家庭での人間関係が犠牲になりますので、心理的健康から遠くなります。

勢いのある人

 ある限界を越える力を出すと、物事が動き出していきます。それを継続していくと、勢いが出てきます。いろんな抵抗があっても、それに打ち勝って前に進んでいいきます。9月に修士を卒業して留学生の話です。若い人は、課題がないわけではないですが、挑戦していくうちに、勢いがついていき、物事を成就していきました。彼は、研究においては、粗削りですが、やる気に溢れて、いろんなことに挑戦していきました。研究で、いきなり難しいことにチャレンジするわけではなく、ある程度の自分が取り組める難易度から次第にレベルを上げていき、学会発表を重ねました。学会発表の内容も粗削りでしたが、いつの間にか、洗練されていきました。卒業間際に投稿した論文誌に受理されました。あと少しの力を欠くことで、壁にぶつかっている人がいます。壁は、人間の心が作り出した限界です。それが越えられないと思うと、目の前に立ちはだかる峻厳な壁になってしまいます。いつの間にか、努力をしても、突破口が見いだせずに、勢いを失っていきます。

 静止しているものを動かすときに摩擦力があり、動き出すまでに力を振り絞る必要がありますが、一度、動き出すと摩擦力は小さくなります。動き出すまでは、諦めないで、動かすためになるべきことをやっていく、力を傾注していくことが大切です。それが、動き出すと、それまでの抵抗力が少なくなり、思いのほか簡単に動いていきます。外力として物体に加える力がある限界を越えないと動き出せません。物体を動かすことと、チーム、プロジェクトを動かすことと、異なる面はありますが、効果的な力を加えると、チーム、プロジェクトも動くようになります。



秋の贅沢な一日

 すべて、疲れた人、重荷を負っている人は、わたしのところに来なさい。わたしがあなたがたを休ませてあげます。(マタイ11:28〜30)

 阿蘇の大爆発がありましたが、遠くから外輪山を見ても、何事もなかったように思えます。昨日、台風が通り過ぎて、雨でしたが、今日は、青空で心地よい風が吹き、落ち葉がからから音をたてて飛んでいきます。屋外に出て、行楽にもってこい日和となりました。活気のない、のんびり時間を過ごしている人はイベントに参加したり、何かに没頭したりして、休みを満喫することも良いと思います。

 忙しい時間を過ごしてきた人にとっては、休日の贅沢な過ごし方は、テンポを遅くして日頃、急いでやっていることを、のんびりすることです。発想を変えれば、新鮮な発見もあります。マインドフルというか、無意識で行っていることに注意を向けてみると、いろんな気づきがあります。時間に緩急をつけることで、日々の生活に心地よいリズムが生まれます。集中するときと、抜くときのバランスが必要です。何かに集中しているときに、それ以外のこころが見えなくなります。見過ごしていることの中にも大切なことがあります。

 いつも、いろんな出来事に気を揉みながら、心を動かされています。気持ちを高める出来事もあれば、下げる出来事もあります。置かれた同じ状況でも、ちょっとした心の置き所で見える風景が変わってきます。もちろん、嫌な出来事があったときに、それに影響されることは誰しも経験することです。ただ、どんな出来事も起こったら、去っていきますので、いつまでも、心に止めないことです。感情をいつまでも心の中で繰り返さないことです。
  
 遊びの達人になると、情報を収集し、遊びの計画を立てて、遠くに旅行をして、充実した生活を送っています。秋の贅沢な一日ですが、充実させるには、アイディアと想像力が必要です。いつもできないことをやりたいものです。